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IPアドレスとポート番号
IPアドレスとはネットワークの住所みたいなもので、ネットワークに接続された各通信機器 に割り当てられた識別番号のことだよ。これくらいはITに強くなくても一般常識として誰でもわかるよね。でも、ポート番号って何?って聞かれると、ちょっと答えずらくなるよね。
IPアドレスの形式は二つある
🐶IPv4
一般的なインターネットの接続方法で、アドレスが 4 桁と決まっています。
※例 192.168.0.1
😺IPv6
IPv4 だけだと使える番号に限りがあるので、そこで登場したのが、アドレスが 16 桁のIPv6だよ。
※例: 2404:6800:8003:0:0:0:0:6a
ポート番号
マシンの中で色々なプログラムが動いているので、そのマシンに情報を送るときにIPアドレスだけでは、そのネットワークの中のどのプログラムに情報をおくるといいのかわかりません。その区別に使うのがポート番号です。IPアドレスとポート番号のくみあわせでどこに何をおくるのか決まります。
80 WEBサーバー(HTTP)
HTTPとは、Hypertext Transfer Protocolの略で、普段、私たちが、ネットで誰かのHPを見る場合、裏では、WebブラウザやWebサーバーが、HTTPという通信プロトコルを使ってやりとりしてます。因みに、HTTPは、TCPとIPという2種類の通信プロトコルを使用しています。TCP/IPは、LANやインターネットを支えている中心的な存在です。
(例)「〇△□を表示してください」というリクエストに対して、「表示させるデータはこれ」という風にレスポンスします。
ApacheとかNginxは、HTTPを使った、Webサイトを提供するためのWEBサーバーソフトウェアになります。Apacheとは、世界で最も普及しているWebサーバ(HTTPサーバ)ソフトウェアだよ。
21 メールサーバー
22 SSH
443 HTTPS
HTTPは暗号化されていませんが、HTTPSは暗号化されているよ。ホームページとからならHTTPでいいけど、重要な情報が含まれるものはHTTPSを使うのが主流になってきているよ。
POP3とは、メールサーバーに届いたメールを取り出すためのプロトコルで、標準的な電子メールのプロトコルでしたが、脆弱性があったため、現在ではSSLで暗号化されたものが使われるようになっています。
送信はSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)
受信はPOP3
こちらにポート番号一覧が、載っています。
TCP/IPとは?
TCP/IPとは、最も利用されている通信プロトコルです。(※プロトコルとは手順の意味)
TCP/IPは、TCP(Transmission Control Protocol)とIP(Internet Protocol)を組み合わせたものです。
DNS(ホスト名の仕組み)
DNSとは、Domain Name Systemの略で、インターネット上の「123.456.789」などの数字で表されるDNSサーバーのIPアドレスを、wakuwaku-technologies.comなどのドメイン名に置き換えるシステムのことだよ。
DNSサーバーとは?
DNSを動作させるためのサーバーで、ネームサーバーとも呼ばれます。
DNSサーバー = ネームサーバー
問い合わせがあったドメインから、対応するIPアドレスを返答するためのサーバーです。
わくわくテクノロジーズのドメインはムームードメインさんで取得していまして、サーバーはエックスサーバーを契約しています。このワードプレスを使えるようにするために、ドメイン取得後に、赤枠で囲った箇所にエックスサーバーのネームサーバーを入力しています。

SSLとHTTPSの違い
SSLとは、Secure Socket Layerの略で、WebサーバーとWebクライアント、メールサーバーとメールクライアント等の間で、安全に通信するためにつくられました。SSLには色々な機能がありますが、有名なものは、通信内容を暗号化するといった機能です。
Webサイトを暗号化するためにSSLが使われたものがhttpsです。今はネットショップなどセキュリティーを要するサイトの殆どでSSLが使われていますが、グーグルが推奨し出したことにより、普通のホームページでもhttps化を求める声があがっています。
通信内容の暗号化
ショッピングサイトで買い物したりメーラーからメールを送信するなどWebサイト(ホームページ)やメールを利用する時は、サーバとクライアント間で通信してデータのやりとりを行います。このやりとりしているデータを第三者が盗聴しても内容をわからないようにする場合、通信データを暗号化する必要があります。この時に使用されるのがSSLです。
Webサイト閲覧でSSLが使われ、通信が暗号化されている場合はhttps状態となります。詳細は「httpsとは?」ページをご確認ください。
NAT(ナット)
NATとは、Network Address Translationの略で、プライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに変換する技術のことを指すという認識が一般的です。
私たちが家でネットをするときは、グローバルIPアドレスをつかって構築されたネットワークを利用していますが、そこそこの規模の企業になると、プライベートIPアドレスで構築されたネットワーク(社内LAN)を利用しているので、そうしたネットワークにつながったPCがインターネットに接続するには、NAT(プライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに変換)をする必要があるのです。
①IPアドレス足りない、②セキュリティー???
●グローバルIPアドレス
WANで使用されるIPアドレス。個人がインターネットする際につかわれている。
●ローカルIPアドレス(プライベートIPアドレス)
外部通信出来ないアドレスになります。内線電話みたいなイメージ。
社内LANで使用されるIPアドレス。