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genesis.jsonとは?
Genesisファイルとは、ブロックチェーンの最初のブロック(0番目のブロック)情報を書いたjson形式のファイルのことです。
ブロックチェーンに参加するということは、同じGenesisブロックから連なるブロックチェーンを共有するということになります。
ですので、テスト環境でブロックチェーンを構築する場合は、ゼロからつくることになるのでGernesisファイルが必要になるのです。
※jsonとは、JavaScript Object Notationの略で、JavaScriptのオブジェクトの表記法をベースにしていますが、JavaScript専用というわけではなくて、様々なソフトや言語間でデータをの受け渡しに使えるように設計されています。
※オブジェクトとはざっくりと言うと言語の文法のこと。
動画みてちょ
STEP1 データを入れるディレクトリを作る
パブリックネットワークが本番用で、プライベートネットワークはテスト環境になります。
まずは、プライベートネットワークのデータを入れるディレクトリを作りましょう!
ホームディレクトリに、下記を入力。
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$ mkdir ~/data_testnet |
STEP2 Genesisファイルを作成
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$ vi genesis.json |
テキストエディターを立ちあげて、下記をコピペしてちょ
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{ "nonce": "0x0000000000000042", "mixhash": "0x0000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000", "difficulty": "0x4000", "alloc": {}, "coinbase": "0x0000000000000000000000000000000000000000", "timestamp": "0x00", "parentHash": "0x0000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000", "gasLimit": "0xffffffff" } |
STEP3 Gethを初期化
データディレクトリとGenesisファイルが出来たらGethを初期化します。
各自のつくったディレクトリ名にあわせて入れてちょ
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$ geth --datadir /home/ubuntu/data_testnet3 init /home/ubuntu/data_testnet3/genesis.json |
このデーターディレクトリの中身を、このジェネシスファイルを使って初期化しますという意味だよ
SPEP4 Gethを起動する
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geth --networkid 4649 --nodiscover --maxpeers 0 --datadir /home/ubuntu/data_testnet3 console 2>> /home/ubuntu/data_testnet3/geth.log^ |
初心者にもとてもわかりやすいよ
はじめてのブロックチェーン・アプリケーション Ethereumによるスマートコントラクト開発入門
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渡辺 篤,松本 雄太,西村 祥一,清水 俊也 翔泳社 2017-08-03
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